高1生向け|総合型選抜・推薦入試で将来の選択肢を増やすための「自己分析×キャリア」入門【グン塾カリキュラム完全ガイド】
高1から「総合型・推薦」を意識する意味
高校1年生の今、「大学入試なんてまだ先」と感じている人は多いと思います。ですが、総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜では、高2〜高3になってから一気に準備するのでは間に合わないケースが増えています。なぜなら、これらの入試では定期試験の点数や模試の偏差値だけではなく、「これまでどんなことに取り組んできたのか」「そこから何を学び、どんな将来像を描いているのか」といった、時間をかけて育ててきたストーリーが評価の中心になるからです。
総合型選抜・推薦入試の出願書類を見てみると、多くの大学が次のような内容を求めています。
- 志望理由(なぜその大学・学部を選ぶのか)
- 将来の目標(どんな分野でどんな役割を果たしたいのか)
- これまで頑張ってきた活動(部活・生徒会・ボランティア・探究活動など)
- 自分の強み・弱みや大切にしている価値観
これらは、テスト前に一夜漬けでどうにかできるものではありません。日頃の経験の積み重ねと、その経験を振り返り、意味づけし、言葉にする作業が必要です。
一方で、「まだ将来の夢がない」「やりたいことなんて特にない」という高1生が多数派なのも事実です。ここで大事なのは、はっきりとした職業名が言えなくても、「自分は何に心が動くのか」「どんな場面なら頑張れるのか」を少しずつ言語化していくことです。そのための入口が「自己分析」であり、それを社会や職業とつなげていくのが「キャリア」の考え方です。
グン塾は、総合型選抜・推薦入試専門の予備校として、「自己分析」と「キャリア設計」を早い段階からカリキュラムに組み込んでいます。この記事では、高1生が将来の選択肢を広げるために何から始めればよいのかを、「起承転結」の流れでわかりやすく解説していきます。
総合型・推薦が求める「自己分析」とは何か
総合型選抜・推薦入試でまず壁になるのが、「自己PR」「志望理由書」「面接」で自分のことを語る場面です。多くの受験生が、「何を書けばいいかわからない」「自分には大した実績がない」と手が止まってしまいます。ここで必要になるのが、単なる性格診断ではない、入試に直結した戦略的な自己分析です。
1. 総合型・推薦における自己分析の目的
総合型選抜の自己分析には、はっきりとした目的があります。
- 志望大学・学部との「相性」を説明できるようにする
- 過去の経験と将来のビジョンを一本のストーリーにまとめる
- 面接で深掘りされても矛盾しない「自分像」を固めておく
たとえば、「看護学部を志望する理由」を書くとき、「人の役に立ちたいからです」だけでは説得力が弱いです。そこに、
- 家族や身近な人の病気・介護の経験
- ボランティア活動や探究学習での気づき
- 自分の強み(共感力、粘り強さ、責任感など)
が整理されていると、具体的で一本筋の通った志望理由になります。
2. 自己分析の基本ステップ
さまざまな塾や専門サイトが「自己分析のやり方」を紹介していますが、本質的には次の3ステップに集約できます。
- 過去の体験を書き出す(事実の棚卸し)
- そのときの気持ちや学びを振り返る(反省・内省)
- そこから見える価値観・強み・興味を言語化する(意味づけ)
例として、「中学の部活での最後の大会」を振り返る場合、
- どんな目標を立てていたか
- 途中でどんな壁があったか
- そこでどんな行動を取ったか
- 結果どう感じ、何を学んだか
を丁寧に掘り下げることで、「粘り強く努力できる」「チームをまとめるのが得意」「悔しさを次の行動に変えられる」といった自分の特徴が見えてきます。これがそのまま自己PRの材料になり、志望理由書や面接でのエピソードとして生きてきます。
3. グン塾の「自己分析」カリキュラム
グン塾の総合型選抜コースでは、受験生の「強みや価値観、目指す進路を深く掘り下げる」ことを入口に、逆算型の学習カリキュラムを作成するのが特徴です。
初回面談やワークシートで、これまでの活動・興味・得意科目などを丁寧にヒアリングし、活動報告書や自己推薦書の作成を通じて、「事実」と「意味づけ」を整理します。講師との対話で、「自分では気づいていない強み」や「言語化しにくい価値観」を発掘し、自己理解を深めていきます。
こうして得られた自己理解をもとに、志望校選びや探究テーマの設定まで一貫してサポートしていきます。自己分析がゴールではなく、その先のキャリアや合格戦略につながる設計になっている点がポイントです。
自己分析を「キャリア」と結びつけて考える
自己分析で「自分の軸」が少しずつ見え始めたら、次はそれを「キャリア」とどう結びつけるかが重要になります。ここでいうキャリアとは、単に「将来就きたい職業」だけでなく、「どんな分野で、どんな価値を生み出していきたいか」という生き方全体を含んだイメージです。
1. キャリアデザインの視点:3つの探究
総合型・推薦入試向けのキャリアデザインでは、次の3つの探究をつなげて考えることがよく行われています。
- 自己探究(自分の価値観・強み・興味)
- 学部・学科探究(どの分野でどんな学びができるか)
- 職業探究(社会でどんな仕事・役割があるか)
この3つをバラバラに考えるのではなく、関連付けて進めることで、「なぜこの大学・学部で学びたいのか」「学んだことを将来どう活かしたいのか」を筋道立てて説明できるようになります。
たとえば、「人の心の支えになりたい」という価値観が見えてきた生徒の場合、
- 自己探究:人の悩みを聞くのが苦にならない、友達に相談されることが多い
- 学部探究:心理学部・教育学部・社会福祉系学部などを調べてみる
- 職業探究:スクールカウンセラー、公認心理師、ソーシャルワーカーなどを知る
というように、自己分析の結果が具体的な学部・職業の情報とつながっていきます。
2. 高1から始める「探究活動」とキャリア
最近の高校では、「総合的な探究の時間」を軸に、キャリア教育と探究活動を結びつける取り組みが広がっています。
- 高1前半:探究の基礎(問いの立て方・情報収集・発表)を学ぶ
- 高1後半〜高2:大学・企業との連携プログラムやフィールドワークを通じて、社会課題をテーマに探究
- 発表会やポスターセッションで成果を共有し、振り返りを行う
こうした探究学習に取り組むことで、「自分で課題を見つける力」「失敗から立て直す力」などが育ち、これはそのまま総合型選抜が重視する「主体性」「課題発見・解決能力」「協働性」と直結する力になります。
グン塾でも、高1〜高2生向けに「探究型」の総合型選抜対策カリキュラムを用意し、自己分析とキャリア探究を並行して進める仕組みを整えています。オンラインや対面での講座を通じて、テーマ設定から情報収集、まとめ・発表までサポートし、その成果を志望理由書や面接で語れる形にしていきます。
3. 「仮の目標」で動き始める
高1の段階で、「一生続ける仕事」を決める必要はありません。むしろ大事なのは、「仮の目標」でいいから動き始めることです。
- 今は看護に興味があるから、医療系の探究テーマに挑戦してみる
- ITが好きだから、プログラミングや情報系の学部のオープンキャンパスに行ってみる
- 子どもが好きだから、保育・教育系のボランティアに参加してみる
こうした行動の一つひとつが、「やっぱりこれは違った」「思っていたより面白い」のような気づきを生み、新たな自己分析の材料になります。失敗や迷いも含めて、経験を重ねて振り返ること自体がキャリアづくりだと考えると、進路選択のプレッシャーも少し軽くなるはずです。
グン塾カリキュラムで「自己分析×キャリア」を形にする
ここまで見てきたように、総合型選抜・推薦入試で将来の選択肢を広げるには、「自己分析」と「キャリア探究」を高校1年生のうちから少しずつ積み上げていくことが重要です。グン塾では、そのプロセスを一人ひとりに合わせて伴走するため、次のようなカリキュラムを用意しています。
1. 自己分析・キャリア設計フェーズ
初回カウンセリングで、現在の状況・興味・不安をヒアリングし、これまでの経験を書き出すワーク、価値観・強みを整理するワークを通じて、個別の「プロフィール」を作成します。将来イメージや興味のある分野をもとに、学部・職業に関する情報を確認しながら、「仮の目標」を設定していきます。
ここで作成した自己分析シートや活動履歴は、その後の志望理由書・面接対策の土台として活用されます。
2. 探究・実践フェーズ
高校の「総合的な探究の時間」とも連動させながら、各自の興味に沿った探究テーマを設定します。情報収集・インタビュー・アンケート・フィールドワークなど、実践的な活動の計画を一緒に立て、成果をレポートやプレゼンにまとめていきます。
このプロセスで得た経験は、そのまま「活動報告書」や「自己推薦書」の具体的なエピソードとして使えるため、総合型選抜の強力な武器になります。
3. 志望理由書・小論文・面接フェーズ
志望大学・学部のアドミッションポリシーを確認し、「大学が求める人物像」と自己分析結果を照らし合わせるトレーニングを行います。志望理由書の下書き、添削、書き直しを繰り返し、経験と将来像に一貫性のあるストーリーに仕上げていきます。
小論文は頻出テーマや志望分野に合わせた課題で演習し、「自分の言葉で論理的に書く」力を育成します。面接やグループディスカッションは模擬形式で何度も練習し、表情・話し方・内容へのフィードバックを通じて自信をつけていきます。
こうした一連の流れを、高1の段階から少しずつ始めることで、「何となく進路を決める」のではなく、「自分で考えて選び取った進路」として総合型・推薦入試に挑むことができます。高校1年生の今は、まだゴールを一つに決め切らなくて大丈夫です。
大切なのは、「自分は何者なのか」「どんな未来ならワクワクするのか」を考え始めること、そしてそのプロセスを支えてくれる環境に身を置くことです。グン塾は、あなたの中にある可能性を引き出し、総合型選抜・推薦入試というステージで最大限に発揮できるよう、自己分析からキャリア設計、具体的な受験対策までトータルにサポートしていきます。「まだ何者でもない自分」から、「自分の物語を語れる受験生」へ――その一歩を、高1の今から一緒に踏み出してみませんか。

